祈りの社 岩津天神

毎月25日合格祈願特別祈祷 1、15日病除・健康祈願特別祈祷

天神さん四季だより

泣き声合唱団:泣き相撲

今日は待ちに待った泣き相撲。
ウワサには聞いていましたが、「泣いたら勝ち」のルールのもと、赤ちゃん達が大泣きとは何とも面白そう。
ついに念願叶ったり。


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土俵には廻しと鉢巻をつけた赤ちゃん、そして行司さん。
「はっけよ~ぃ.........のこったノコッタのこった~!!!」
「うわ~~ん!!!!!」
それだけ大きな声で顔を近付ければ、誰だってビックリしますがな。
赤ちゃんの顔、瞬時に真っ赤。「赤」って泣き顔から来ているのかしら?

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お昼過ぎるとおネムの時間。ぐずる子多発。
泣き声スケッチしてみましょう。
「ふんぎゃあ~、あーあーあーあー!」
「わォ~!!!!!」「がォ~、ガー、ガー、がー!!!」
「ピー、ビー(高音)」、「キュロッ、キュロッ、キュロッ」(鳥のさえずり風)
泣いて吊られて、吊られて泣いて、大合唱。
耳を澄ますと、大人も参加?
呼び出しさん。声高らかなる「東~、○○ちゃん!」の「ちゃん!」に、リズムとメロディをつけています。
こっそり合唱団の一員になっていますね。

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しかし主役の赤ちゃん達は、脇役に目もくれず。
お母さんの胸にしがみつき、
仰け反って足をバタバタさせ、絵に描いたような「駄々をこねる」シーンを披露し、
怒って鉢巻を投げ捨て自己主張し、
絶対に泣かないぞと歯を喰い縛り、行司を睨みつけ...。

一つとして同じ泣きはナシ!
全身全霊、混じり物なし。人目を一切はばからない、堂々たる泣きっぷり。
ピュアッ!
初心な泣き声シャワーが天から頭上に降り注ぎます。感染希望!

午前だけのつもりが、長居しました。もっとずっと居たい。
早く次が見たい。来年が待ち遠しい。(平成28年5月5日取材)

奉納 岩津天神泣き相撲についてはこちら

願掛けエマ(絵馬)・祈りのプロムナード

今日も天神さんは青空。鯉のぼりと吹き流しがたなびくなか、時折、カランコロンと鳴る音が。
願掛けエマ(絵馬)です。道真公が描かれた絵馬が、風に揺れているのです。

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一枚一枚にこめられた思い。

丁寧にお友達の名前を書き、「全員が合格できますように」。
「夢をかなえるために がんばれますように」
「○○ともっともっとなかよくなりますように。みんながけんこうでありますように」
ぎっしりとかけられた絵馬を読みながら歩いてみました。なんて清々しいんでしょう。
さだめし祈りのプロムナード。
カランコロンの音も、祈願する心の囁きのようではありませんか。

おやこちらの面は「合格御礼」。こんなコーナーがあったんだ!
「ありがとうございました。これからも努力することを忘れません!」
「これからも頑張ります」

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記帳台に、お母さんと息子と思しき姿。嬉しそうに、ずいぶん時間をかけて書いています。
聞けば、志望校に無事合格したとのこと。おめでとう。
おや、スマホを取り出した。何と記入するか、お手本を探しているのかな? 時代ですね。

そういえばわたし、御礼参りってしましたっけ? ン10年前の記憶が甦りました。
していない...。ずっと心残りにしてたじゃあありませんか。「失礼しました!ごめんなさい!」
いえ、これを機会に、若い頃の清らかな気持ちを再生いたしましょう。(平成28年4月20日取材)

願掛け絵馬についてはこちら

天空の別荘気分・余香殿なおらい

拝殿西のお茶所「余香殿・なおらい」。
ずっと「よかでん」だと思い込んでいました。余暇とかけているとばかりに。
あら、正しくは「よこうでん」。暇ではなく、バシッといさぎよく「香」ですね。

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今日はとくに香ばしいいい匂いがただよっています。そして続々とテーブルに上がる焼き立てのケーキ達。
明日の「きなことあんこで和菓まつり」のケーキ・バイキングのメニューだそうですが......。
えっ、ケーキ? 和菓子じゃなくて?
聞けば「和菓」とはなおらいのオリジナルのネーミングで、米粉を使った手作りの甘味やお菓子のこと。
「なおらい」も「直会」から来ているし、ネーミングのこだわりを探ってみるのも面白そうです。

和菓まつりの準備に追われるスタッフを背に店内に入れば、ここはいつもと同じく静寂の別天地。
杉木立の樹冠の向こうに矢作川の水面が光ります。
う~ん、気持ちいい。ガラス越しの森林浴。こんな別荘があったら素敵だなぁ。
あっ、そうか、なおらいをmy別荘と位置づけてしまえばいいんだ!

手の届きそうな距離に、白い吊り鐘状の花が揺れています。種類を聞くと、枝垂桜!?
なんと、枝垂桜を上から見下ろせるのです。それも美味しいコーヒーをいただきながら!

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夜もキレイだろうなぁ。
もしここで星空を眺めながら眠りについたら、どんなに心地良いでしょう。
バーチャル体験してみようかしら。お客さんのいない頃を見計らって、寝転んでもいい?とスタッフに尋ねようかと思いましたが、やめました。やっぱりちょっと恥ずかしいかな。(平成28年4月20日取材)

余香殿なおらいについてはコチラ

例祭・平成の平安絵巻

今日は例祭。岩津天満宮にとって最も大切な日だとか。
ここでいう「例」とは、どういう意味なんでしょう。気になって調べてみると...
ならわし、しきたりの他に、「邪霊を責め禁ずること」とあるではありませんか。
もしかしたらこの意味で使われているのかな?

境内はこの日も天高く、五色の吹き流しがたなびきます。
紙垂(シデ・ジグザグの切り紙)を垂らした縄で囲まれた四角いスペースは、
一般人であるわたしは決して入ってはいけない様子。
結界でしょうか? 四隅に大きく風に揺れる植物はチガヤかな?
ただ仕切っただけなのに、神聖な場所オーラが立ち昇るかのごとしです。

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そこに粛々と進む人々の姿は、まさに平安絵巻。
「結界」が舞台に見えてきました。
登場人物、いや神事を行う人達、丁寧に丁寧に長持を運ぶ神職さん達は齢千才を越えているに相違ありません。

注目すべきが舞台衣装、いやいや神職さんの装束の華麗さ、優雅さ。
藍色の上衣は襟元の朱色がアクセント、その裾に翻る袴が薄水色とは、日本人古来の豊かな色彩感覚にうっとりです。
馴染み深い梅鉢は、こうして装束の柄となると「愛らしいよ。頑張って」と励ましたくなったり。

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履物にも注目。
昔話や絵本では見たことがありますが、こんな間近は初めてです。
竹取物語の世界にワープしたよう。
靴ではなく「沓」の字を使いたくなりますよね。
ちょっと調べてみると...。
「浅沓(あさぐつ)」といい、木製、黒漆塗り。

なかなかユニークなデザインです。
今はほとんど神職しか履かないというのが勿体ない。
新しいファッション・アイテムとして取り上げたらどうだろう?
などと想像を巡らせてしまいました。(平成28年3月25日取材)

岩津天満宮の例祭についてはこちら

境内一面に梅の花の色・香り

寒風のなかにも梅だよりが届く今日この日、目指すは梅苑。
境内の東に位置し、季節になるとお山をすっぽり満開の梅が包むのです。

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色とりどり、姿カタチもそれぞれな梅を愛でつつ登ると、気分はすっかり花咲か爺さん梅ヴァージョン。
知らず知らず「エッサカ・ホイサ・ホイサッサ、お山に登ろうホイサッサ」と口ずさんでいます。
何でしょう、これ? そうだ、小学校の遠足で歌った歌だ!
おや、お地蔵さん、帽子とチャンチャンコが前は朱色だったと記憶するのですが、梅色? 衣替えかな?

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日本昔話の好々爺になったような気分は、すれ違う人もきっと同じ。
「天晴、見事じゃ~」はさすがにないにしろ、「見事ですね~」にはじまり、「ここに来るとホッとするんですよ~」など、ついつい話が弾みます。
こちら女性二人連れは興奮の面持ち。
「なおらいの庭の梅がすごいですよ。三度目の正直で今年、やっと満開に遭遇したの。えっ、まだ見ていない? ぜひ行って下さい!」


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頂上とおぼしき地点に到着。
ここは絶好のビューポイントですが、今日はさらに、白から赤・ピンクの花の色グラデーションの向こうに、キラキラ輝く矢作川が横たわる、というオマケ付き。
一面に、いい匂い。風に煽られて梅花の香りが渦巻いているのでしょうか。大きく深呼吸。

境内に入りましょう。
立ち姿も美しいお二人は、「せっかく梅を見るのだから」と和服姿で登場。
寺社仏閣巡りが大好きだというハンガリーの留学生は、「うん、キレイ!いい匂い!」とニコニコ。
小さな女の子が可愛らしくお参りしています。
「何、お祈りしたの?」「えっとね、ポイッしたの」
お賽銭をあげたのね。お嬢ちゃんのスカートも梅色ね。

拝殿の正面の梅には「奉祝 秋篠宮悠仁親王殿下御誕生」の文字。ということはこの梅は、御歳50才かな?

では先程のお二人おススメの「なおらい」に行ってみましょうか。
「なおらい」とは「余香殿なおらい」といい、境内の休憩所です。
勧められるまま赴くと、ガラス越しに見事な白梅。思わず息をのみます。
何だか水中花のよう。こちらも水中をたゆたうような、不思議な心持ちになりました。 (平成28年2月25日取材)

岩津天満宮の梅の様子はこちら