祈りの社 岩津天神

毎月25日合格祈願特別祈祷 1、15日病除・健康祈願特別祈祷

天神さん四季だより

神職さんの装束

神秘のベールに包まれた、神職さんの「装束」。

あの平安絵巻のごとくな雅な装束には、どんな意味が隠されているのか。
今回は、密かにずっと興味のあった「装束」についてお聞きしてきました。



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神職さんの装束は祭によって決められています。
祭は「大祭」「中祭」「小祭」があり、
岩津の天神さんの場合「大祭」は12月17日の「祈年祭」、12月23日の「新嘗祭」、3月25日の「例祭」。
「大祭」には正装にあたる「正服(せいふく)」を着用します。
そして「中祭」は「斎服浄衣(さいふくじょうえ)」といって真っ白な装束を着るそう。
最後に、その他の祭「小祭」があり、こちらは「狩衣(かりぎぬ)」を着ます。
狩衣の色は自由に選ぶことが出来るそうで、季節によって薄浅葱、若竹、薄桜など様々な色があり、
もちろん立夏、立冬で衣替えもあるんです。


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この日は一番大きな祭り「大祭」にあたる「例祭」の日でした。
そこで注目したいのは「正服」の色です。
祭の種類でも変わりますが、階級によっても装束の色、袴の色が変わるのです。
写真を見ると宮司さんは白地に文様の入った袴、そして装束は黒。
隣の神職さんは紫の袴に赤の装束、浅黄色の袴に紺の装束。
これは全て決められているのだとか。


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大祭にかぶるのは「冠」。小祭は「烏帽子(えぼし)」に変わります。
よくよく見ると「冠」も違うんですよ。宮司さんの冠には小さな菱紋が入っています。
手には「笏(しゃく)」、足下は「浅沓(あさぐつ)」も。



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この装束の色を見るだけで、今日はどんな祭が行われているのか、
この神職さんはえらい人なのかな?という事まで分かってしまう装束の秘密。
しかもこの装束は平安時代からそのまま続いていると思うと、ロマンがあります。
書物の中だけじゃなく、現代に平安時代を感じることが出来るのですから。

普通に参拝に行くだけよりも、装束について知識があると、より通な楽しみ方が出来ますね。
祭典の案内は岩津天満宮のWEBサイトに載っているので、ぜひ出かけてみてはいかがでしょう。

(2018年3月26日取材)