祈りの社 岩津天神

毎月25日合格祈願特別祈祷 1、15日病除・健康祈願特別祈祷

天神さん四季だより

ひとを詩人にする、乙女にする 新緑色の森林浴

五月晴れのある日。天神さんのお山は、すっぽりと新緑に包まれています。
パステルグリーン、実にさまざまな緑色。
まるで童話の世界です。
ポエムの一つでも書きたくなってきます。

花粉の季節が終わりました。
すぐに梅雨がやってきます。夏にはお山は濃い緑に変化します。
行かねばなりません。今、新緑色のシャワーを浴びなくては。
若葉の放つオーラを、エネルギーを、思いっきり吸い込まねば。

『誰知るや。新緑のモミジ葉の、
重なり合う様のパーフェクトなる愛らしさ』(作者:私)

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参道で、まず出迎えてくれるのがモミジです。
見上げると青空を背景に、星のごとくキラキラと輝いています。
さぁ、思いっきり深呼吸しましょう。
一人目を閉じ、鼻孔を大きく広げ、足を踏ん張り、手を高く掲げて深呼吸。
誰かに見られてもいいのです。きっと気持ちを分かってくれるはず。
あれ? 葉の先端の赤いのと、そうでないのがあるような?
モミジにも色んな種類があるのかな?

モミジにとどまりません。天神さんのお山にはいったい、
何本、何千本、何種類の樹があるんでしょう。
こうして朝日を浴びながら歩いていると、
すべての木の下で手をかざし、深呼吸したくなってきます。
あっちの木、こちらの木と、境内を彷徨うこと数時間。

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こちらは竹林、竹林浴です。漂うのは竹の香り?筍の香り? 木漏れ日がキレイだなぁ。
梅苑入口のお地蔵さん達は、毎日森林浴をしているんですね。ちょっと羨ましい。

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社務所前に上がると、何やらフルーティな香り。
そんな種類の木があるのでしょうか? 樹皮に鼻をくっつけたい。
正体はサクランボでした。
揺れる若葉越しにチラリチラリと姿を見せる紅色の実が、
まるで少女のはにかみのようです。
「恥ずかしがらなくてもいいよ。さあ、笑顔を見せて」
やっぱり今朝、私はポエマーになったようです。いや童話作家かも。
「曲水の庭でも、たくさんの小人さんが、森林浴を楽しんでいますよ。」

(平成29年5月23日取材)

泣き相撲 今年の取り組み 『ワタクシは行事になりたい』

やって来ました、「泣き相撲」。
私の脳内カレンダーには「5月5日=泣き相撲の日」と刷り込まれています。
前日からソワソワ。

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今年の力士たちも大健闘。
ダイナミックに背を反らして大泣きする赤ちゃん。
絶対に泣かないゾ、泣くものかと乳歯(?)を喰いしばる赤ちゃん。
哲学的な面持ちで宙(そら)を見上げる赤ちゃん。
行事さんの鼻の頭を指先でなぞる赤ちゃん。
ピュアな個性・感性、むき出しです。
一挙手一投足一泣きごとに、境内はあたたかな笑いに包まれます。

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次の赤ちゃん力士のサポート役は二人の若いお父さん。
四股を踏みます。向き合い、高く我が子を抱き上げ、土俵(座布団)にやさしく下ろします。
「ノコッタ~!」 ......ゥえ~ん。
「よく泣いてくれました~!!!引き分け~!!!」
采配の後、お父さんは顔を見合わせ、ニッコリと会釈を交わしました。
いいなぁ。
「たがいに大きく元気に育ちますように」
心の中で、そんな会話をしているのでしょうか。

「泣き相撲」はお父さん、お母さんにも、たまらない経験になったはず。
今後の生活の中で、もし赤ちゃんがぐずったら、「この忙しいときに~!」とイラつく前に、
我が子の取り組みを思い出すのは如何でしょう? つい笑ってしまうかも。
さらにその都度「のこった~!」と声を掛ければ完璧、かな?

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毎年、大人気の岩津天満宮「泣き相撲」。
今年は342名の申込、つまり150以上の取組があったそうです。
運営は地元の有志も多く参加。受付に進行に接待にと、皆さん汗だくです。
「でも本当に一番大変なのは、行事さんなんだよ」
確かに。晴天の真夏日に、全身全霊で「ノコッタ~!!!」。
装束も汗で重たくなっているんじゃないでしょうか。

でもね、笑ってみえますね。楽しんでみえますよね。
何せ一番間近で「泣き」を堪能できるのですから。
私も「ノコッタ~!」とやりたいなぁ。
そうだ!ご近所の赤ちゃんを相手に!
(平成29年5月5日取材)

※岩津天満宮「奉納 岩津天神泣き相撲」はコチラ

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