祈りの社 岩津天神

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天神さん四季だより

[制作中展] からさわワールド進行中 大正5年の岡崎の町を、柄澤さんと散歩する。

行ってきました、余香殿なおらいで開催中の「からさわてるふみ 大正五年の岡崎まち屏風 制作中展」。
「制作中展」ですよ。「何それ?」って?
ペン画家・柄澤照文さんが、「足助まつり屏風」「岡崎城下町屏風」「三河一向一揆屏風」に続く第四弾、
大正5年の岡崎市康生町を中心にした風景を、ここ「なおらい」で描いておられるのです。

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私もこれまでの三作品はたっぷり拝見していますが、
4作目のこちらは何だか色目が違う? 空も緑も明るく鮮やか。雲のシルエットも直線的です。
「さぁいよいよ近代化だ!って、人々の心が弾けた時代。それを表したんだよ」と柄澤さん。
ホホホッ、私もなかなか見る目があるではありませんか。

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しかし、細かい...。資料としたのは、文献や地図や写真集や市史や郷土史家への聞き取りや
「古い絵ハガキはかなり参考になったよ」。
大正5年っていえば"リアル"に手の届く時代。
柄澤さんの取材魂にいっそう拍車がかかったのは想像できますが、
「この家屋は平屋か2階建てか、看板はあったのか、
屋根はカヤ葺きか瓦だったのか」まで調査の対象とは!?

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イキイキと描かれた登場人物も魅力の一つ。
井田町に、岩津天満宮・中興の祖、服部長七翁のお姿を発見。76才。
人力車に乗って、康生におでかけでしょうか。

ダメです。面白すぎます。見入ります、魅入ってしまいます。
どっぷりからさわワールド。
同じくどっぷりモードの見学者さん。「私、この辺りで生まれたのよ」
途端に柄澤さんの取材が始まります。
新しい情報を得られれば、どんどん追加・変更していくのだそうです。
羨ましいなぁ。ウチの先祖もここに住んでれば良かったのに。

懐かしいレンガ造りの工場を発見。
実は私、往時の写真入りテレホンカードを持っているんですとお見せすると、
「色の参考になる!貸して!」。
やった! 私も「制作中」に加われた!

(平成29年4月18日、20日取材)