祈りの社 岩津天神

毎月25日合格祈願特別祈祷 1、15日病除・健康祈願特別祈祷

天神さん四季だより

お正月に向けて、天女の皆さんスタンバイ

天神さんに訪れた多くの人が、巫女さんの姿に魅了されるのではないでしょうか。
わたしもその一人。
白衣と緋色の袴、キリッと結んだ髪と清らかな薄化粧の面(おもて)に、
「わぁ~、乙女。天女様ご光臨」と、いちいち見とれてしまいます。

お正月の天神さんでは毎年、多くの天女が忙しく立ち回ります。
今日は彼女達のための「巫女奉仕説明会」。許可を頂き同席しました。
アルバイトではなく「奉仕」なんですね。

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「豊楽の間」に集った女学生たち。
スックと背を伸ばし、真っ直ぐに眼差しを据え、正座して説明に聞き入ります。
どの娘(こ)も美しく賢そう。

どうして「奉仕」に応募したんでしょ。乙女の一人に聞いてみました。
若き日の私なら「冬休みのアルバイトついでに、あの装束が着てみたかったから~」
とでも応えそうなものですが...。
「神社や神道に興味があって。本もよく読んでいるんですよ」
やはり、違う...。

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実際に説明会だけでも、かなり勉強になります。
天神さんの由来や、神道ならではの言葉遣い、心得、
神職さんの袴の色の分類とか、足の痺れの治し方まで。
そう、ずっと正座の乙女達を気遣い、「まず立ち膝をして、重心をかかとに置いて」と
神職さんが説明を始めると、即座に実行する女学生たち。
おや、やっぱり辛かったのかな?

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白衣(はくい・びゃくえ)と袴の着付けは、他所の神社の女性がご担当。
保存用の「たとう紙」にキレイに畳まれた袴。
よく見ると、腰の部分に「大」「小」の文字の刺繍があります。
タケと幅を表示しているのです。SMLじゃないんですね。
そういえば、長いこと日本人やってるけど、こんな間近に袴を見たのははじめてかも。

「うちの孫も参加しているんです。ここでご奉仕すると、
言葉遣いがキレイになって帰ってくるんですよ」と件の女性。
わたしの言葉遣いも少しは改まったかしら?(平成28年12月18日取材)

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