祈りの社 岩津天神

毎月25日合格祈願特別祈祷 1、15日病除・健康祈願特別祈祷

天神さん四季だより

夏の朝の風景:清く掃く

夏休みド真ん中のこの日朝8時、天神さんでは神職さん達が掃除に勤しんでいました。
♪ザッザッザッ、オーシーツクツク
深い緑の杜の中に、竹ホウキとツクツクボウシが音曲を奏でます。
わたしが普段、ゼイゼイ言いながら登る長い石段に、白い装束の神職さん達が竹ホウキをかけているのです。
慣れた手さばき足さばき。リズミカル、ダンスのよう。
習慣として身に付いた動きとはまさにこのこと。
見上げると、高い石垣の柵の外の狭いスペースでも♪ザッザッザ。
「そ、そんな所まで掃くんですか!?」

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ホウキをかけられない苔や、玉砂利の落葉やゴミは、手で拾います。
植込みの下を覗き込み、砂利の底に指を伸ばし、表面に現れない部分まで丁寧に。
これを毎日!? しかも境内全スペース!? 天神さんの境内はかなり広いと思うのですが...。
「神様は、清浄・キレイな所を好まれますからね」と神職さんはにこやかに応えてくれましたが、紅葉・落葉の季節なんて一体どうなることやら...想像不可。

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拝殿では、力強く雑巾掛け。
かなりの樹齢と思しき大柱や床が磨かれ、光を放ちます。
見ていて心地良くなってきました。お手伝いしたくなってきました。
おかしい...。わたしは汚部屋住みの掃除大嫌い人間だというのに。

そういえば「清掃」って「清く掃く」なんだなぁ、と一人合点。
この光景を見るだけのために、また天神さんのお山に登りたくなってきました。
えっ、「その前に自分の部屋を何とかしろ」ですって?
ごもっとも...。(平成28年8月14日取材)

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